僕は、2015年3月から9月末まで「育児休業」を取らせていただいています。
改めて約7カ月も、休業を認めていただいた上司や会社に感謝です。
このページでは、僕が育児休業を取得して感じた「男性の育児休業取得のメリット」をご紹介します。参考になれば幸いです。
男性の育児休業、取得のメリット
家族編
- 子供の成長を目の前で"夫婦一緒"に見ることができる。
- 子育ては一生続くが、一番大変だと思われる時期にフルで育児ができることは子供にとっても自分にとっても有益
- 自分の思考が、家族第一優先であることを再認識できた
- 出産は予想以上に大変、だから夫のフォローがあると妻は助かる(とのこと)
- 男性も、授乳以外は女性と同じぐらい育児ができることを知った
- 赤ちゃんに泣かれ続けると正直精神的にキツイけれど、夫婦二人いると苦しさ半分ぐらいに思える
- 夫の予定がある時は妻が子供を面倒見る。妻の予定のある時は夫が面倒を見れるという状態を作れる
- 市役所への出生届、こどもの保険の検討・加入、夫婦の保険の見直しなど、夫が休みだと早めに決めやすい
- 夫婦の会話が圧倒的に増えた
- 育休を取ると両親も安心する。コミュニケーションも増えてますますよい関係になれる
- 男性も家事が普通レベルまでできるようになる(僕の場合は、育休中は料理担当だったので)
- 子供に何かしらよい影響に繋がっていると信じたい。精神的に落ち着いた子になるとか?
仕事編
- 会社ではじめての男性の育児休業取得だったため、育児休業に関する社内規定の整備が進んだ
- 全社員が集まるイベントにて、育児休業中の様子を報告する機会があり、男性でも育児休業って取得できるんだ?ということが伝わったと思う
- 全社員が僕の育児休業について知ったため、コミュニケーションが増えた。特に小さい子供を持つ親世代、妊娠中の女性など
- 完全に仕事から離れらえるよう配慮していただいた結果、育児に専念できている。※仕事携帯もPCも一旦返却しました
- 会社に入社して10年が経過し、育児休業とともに今後の仕事についてゆっくり考えるきっかけになった
地域付き合い、友達編
- 子供が生まれたことをきっかけに、近隣の方、友達とのコミュニケーションが増えた
育児休業を取得してみて、いま現在感じていること
- 育休取得のきっかけとなった、市が開催する「パパママ教室」に参加してよかった
- まず、育休を取得してとてもよかった。子供の成長を目の前でいつも見れることは幸せ
- 実際に休業する前までは何となく「育児する」ぐらいにしか思っていなかったですが、現実は「育児」があってそこに「家事」が加わる感じ
- おむつ替えは何度もしているし、お風呂も何度も入れている。睡眠は細切れで眠いことも多いですが苦にはならないことに自分でも驚き。
- 男性の育児休業取得の法整備はされてきていますが、現実的には取得できない状況が多い。僕の勤める会社は快諾。このことに感謝している。
- 特に育休を応援してくれる「イクボス」の存在は大きいと思われる。
- 男性で育児休業を取得している人は本当に少ないと思う。珍しがられる。統計的には2%らしいです。
- 「育児休暇」とか「育児休業」という名前が悪い。なんだか普通に休んでいるみたい。何か他によい名前はないだろうか。
- 育児休業給付金は、もっと給付率を上げてもらわないと生活はラクではない。振込時期も遅いから貯金が尽きる。
- 仕事面で万が一のことがあっても、転職してどこの会社でもやっていけるぐらいの覚悟はしておいたほうがよい
- もっと多様な考え方、生き方が受け入れられる世の中になって欲しい。
- 市役所から予防接種の案内とか、保健師が1度は家に来て様子を見てくれるとか、日本には結構ナイスな制度が揃っている
男性の育児休業については、まだ情報がそれほど多くないため参考ということで掲載しました。これから育児休業を取ろうとされている方に参考にしていただければ幸いです。
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