僕は、育児休業をしたく、会社に相談し取得させてもらうことになりました。2015年3月から9月末までの7カ月間の育児休業です。
この記事は、男性サラリーマンである僕が、育児休業前に自分で勉強したことを記録したものです。
これから育休を取ろうと思っている方は、よろしければ参考にしてもらえればと思います。
目次
育児休業についての情報収集した内容を記録してみる
男性の育休経験者は少ない
育児休業を取得しようと考える際に、すでに取得している男性の話を聞きたいと思いましたが、周りで育休をとった男性の知人は一人もいませんでした。
参考にできたのは、インターネットで公開されている取得者のインタビューなどです。
法律面については、厚生労働省のHPで調べました。
育休中は、会社から給料は一切でませんので金銭面も気になるところですよね。「育児休業給付金」についても当然調べました。
色々と調べて思ったのは、やっぱり、まだまだ男性の育児休業はメジャーではないし、取りたくても取れない状況、世間の雰囲気、出世に響くといったマイナス面があるのだなと思いました。
それから「実際取得してみないとよくわからない」という不安もあるのだと思います。
国は、パパの育児休業を支援している!
厚生労働省のHPを見ると分かりますが、国は夫の育児休業を支援しています。
昔は、妻が専業主婦だった場合、養育者がいるので夫は育休を取れないという法律だったようです。
しかし、この法律は改正されています。
育休中の給付金については、給料の50%から67%(育休半年間の給付率)に所得補填率を変更したりと、少しずつではありますが、パパが育休を取りやすい状況は、法律面では整いつつあります。
男性の育児休業取得率は、わずか2%
日本の男性の育休取得率は、2012年度では1.89%と、ドイツの27.3%、イギリスの12.0%など海外の先進国と比べても非常に低いです。
職場の理解が足りない、育児休業中の収入減といったものが育休取得を妨げている。
仕事を休む後ろめたさ、取得希望を言い出せない雰囲気は日本の多くの企業でありそうですね。 仕事を引き継げる人がいないという問題もあるようです。
「なんちゃって育休」が主流
男性の育休の場合、多くは1週間未満の「なんちゃって育休」が主流。1ヶ月未満が8割を占めている。
上司が部下の育休取得を妨げるパタハラの存在も
「パタニティ(=父性)・ハラスメント」というものが存在するケースもあります。
わかりやすく言い換えるなら「育メン・ハラスメント」。
男性社員が育休を取ろうとしたり、育児のための短時間勤務やフレックス勤務をしようとしても、上司あるいは会社が認めず、妨げることをいうようです。子育て観に、中高年世代と子育て世代では、ギャップがあるからでしょうか。
職場へのよい影響
一方で、育休を取得する男性(男性問わずですが)が復帰すると「周囲の人を気遣う意識」、「業務の効率化に対する意識」が高まり、周囲によい影響を与えているという様子もあるとのこと。
男性の育休取得者の満足度
大半は、育児休暇をもう一度取得したいと答えており満足度が高い。
育児休業給付金が少ない
育児休業中の収入減といったものが育休取得を妨げる原因の一つですが、育休中は雇用保険から「育児休業給付金」がもらえます。
だけどこれ、給付額は賃金の67%(180日目まで)、180日を過ぎると50%になってしまいます。
そしてMaxでも、28万5,420円と上限が決まっています。収入にもよりますが、節約はかなり意識しないといけません。
参考にしたWEBページ
厚生労働省HP パパの育児休業を応援します!!
https://www.mhlw.go.jp/topics/2009/07/dl/tp0701-1v.pdf
厚生労働省HP 育児休業給付金が引き上げられました
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/pdf/ikuji_h26_6.pdf
厚生労働省HP 育児・介護休業法のあらまし
https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/34.html
男性の育休取得が激減…背景に「パタハラ」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK3100C_R30C13A7000000/
男性の育休取得率が伸びないのは“パタハラ”のせい?
http://allabout.co.jp/gm/gc/445454/
男性の育児休暇の取得に関する意識調査結果(ユーキャン)
http://www.u-can.co.jp/topics/research/2014-06/
男性の育休取得率1.89%、なぜ普及しない?仕事や金銭面での不安大、取得者と企業双方にメリットも
http://biz-journal.jp/2014/06/post_5108.html
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