「パワハラがきつい…もう仕事を辞めたい」
ずっとそう思い続けているのに辞められない、そんな状態ではないですか?
今回は、パワハラが辛くてもう仕事を辞めたいけどどうしても辞められないあなたに向けて、円満に退職する方法をご紹介します。
後半では、心地よい生活を送る方法もご提案します。
ぜひ最後までお読みくださいね!
目次
パワハラを受けているので仕事を辞めたい!退職前にすべきこと
鶴村直人
SHIHOさん宜しくお願いします!
SHIHO
パワハラが理由の退職。
本来であればもっと前向きな理由で退職したいですよね。
このような場合、やむなく退職するわけですから何かあったときのためにパワハラがあった証拠を残しておくことをおすすめします。
「何かあったときのため」とは、主に退職理由ですね。
退職には、倒産などの会社側の都合による「会社都合退職」と、転職などの「自己都合退職」の2つがあります。
大きな違いとしては、会社を辞めた後に受給できる失業保険です。
支給開始日や給付日数、支給金額が異なり、会社都合退職の方が失業保険は手厚いものとなっています。
また、会社によっては退職金に違いがある場合もあります。
パワハラの場合は、会社都合にすることも可能ですが会社都合による退職は企業側からすると避けたいものです。
従って、あなたがどうしても会社都合の退職で手続きを進めたい場合には、パワハラがあった証拠を残しておくことが重要です。
「パワハラを受けました」と言葉で言ったところでそれを証明できないことには、他人にパワハラを認識してもらうことはできません。
メモや日記、メールの印刷、録音などその時に応じて最適な方法で証拠を残しておきましょう。
仕事を辞められない原因は案外思い込みが多い
もうパワハラなんて嫌だから絶対仕事を辞めてやる!と思うものの辞められない…。
辞められない理由はいろいろあると思います。
ここからは、どうして辞められない理由として、よくあるケースを一つずつ見ていきたいと思います。
SHIHO
自分から辞めたいと言い出せない
自分から辞めたいと言い出せない人の多くは、様々なことに対する不安が大きい傾向にあります。
例えば、パワハラは辛いけど現状を変えることも怖かったり、少しでも波風を立てるのが嫌だったりですね。
でも考えてみてください。
今後も、パワハラに耐えながら仕事をする方が辛くないですか?
今のあなたの状況は自分では現状維持をしているつもりでも、パワハラを受け続けているので疲弊していることは明らかです。
すなわち、現状維持のつもりでも状況は悪くなっていることに気付く必要があります。
上司が辞めさせてくれない
基本的に「仕事を辞める」と言えば、上司は引き止めるものです。
部下が辞めることで、上司の評価が下がることはあっても、上がることはないからです。
上司が辞めさせてくれない理由は、「仕事の貴重な戦力として必要な人材」などが一般的です。
しかし、パワハラ上司の場合は、単にパワハラできる対象(憂さ晴らしできる対象)がいなくなることが嫌だ、とか辞めさせない行為自体もパワハラと同じ発想からくるものである可能性すらあります。
ですので、もっともらしい理由をつけて、淡々と退職手続きを進めていくことが早めの退職に繋がります。
職場の人数が少ないから、今私が辞めたらみんな困ると考えてしまう
「自分がいなくなったらこの職場はどうなるのか」と責任感の強いあなたは考えるかもしれません。
しかし、人員の配置や補充について考えるのは上司の仕事。
あなたはこれまで自分の仕事をしっかりこなしてきたわけですから、あとは後任の方がスムーズに仕事を引き継げるように準備をすることに注力することこそが、あなたのやるべきことですね。
また、会社は誰かがいなくなっても仕事が回るようにできています。そのための「組織」なんですね、
鶴村直人
なんとかパワハラを会社に認めさせたいけど、そんな勇気ない
パワハラを受けっぱなしなのも本当に悔しいですよね。
本当は、ぎゃふんと言わせてやりたい…。
鶴村直人
ただ、パワハラを会社組織に認めさせるには、気の遠くなる証拠集め、専門家への相談・依頼、法律に則った手続きなど、とても手間と時間がかかります。
パワハラをする「どうしようもない相手」に対して、そこまでしてあたなの手間と時間を使うことが果たして有益なのか、一度考えてみることをおすすめします。
辞めたら収入が途絶える
仕事を辞めれば、給料は入ってきません。収入が途絶えてしまいます。
毎日の生活があるのに収入がない状態はとても怖いですよね。家族がいる人はなおさらのこと。
でも収入を得る方法は、今の会社で給料を貰うことだけではありません。
生活が多様化している世の中、いろんな働き方や稼ぎ方あります。
自分の経験や知識だけで考えるのではなく、どんなお金の稼ぎ方があるのか周囲に目を向けてみると新しい発見があったりします。
ネットで収入を得るなら、クラウドソーシングもありますし、友人知人のところで一定期間働かせてもらうとか、何かしら手があると思うので探しましょう。
仕事を辞めることは悪いことだ!逃げや甘えだ!でも、それホントなの?
仕事を辞めることは、真っ当な人生から外れる行為だ。。
逃げや甘えだ!
と思う人もいます。
終身雇用制度が長く根付いてきた日本では、こういった考えになるのもある程度仕方ないかもしれません。
しかし、この0か100かみたいな考え方は、視野や行動範囲を狭めてしまいます。
鶴村直人
せっかく自分の中にもっと向いている仕事があったり、人より秀でている能力があっても「仕事を辞めることは悪だから今の仕事を何がなんでも続けなければいけない」と考え、せっかくのチャンスを逃してしまうことにもなります。
一度立ち止まって、自分が本当にイキイキと仕事できているのか振り返る時間を持つことも大切です。
パワハラと無縁の生活を送るために何が必要なのか
今のあなたに必要なことは、すごくシンプルで「居心地の良い環境」と「十分な収入」この2つが必要です。
ひとまず、この2つを手に入れれば、気持ちにも余裕ができるので、あとは就業規則に則って粛々と退職手続きを進めるだけで、うるさい上司から何を言われようが痛くもかゆくもありません。
パワハラに耐えてこれまで今の職場に尽くしてきたわけですから、これからは自分の充実した未来のこと、すなわち「居心地の良い環境」と「十分な収入」を得ることを1番に考えましょう。
パワハラと無縁の生活を送る方法の1つをご紹介
パワハラと無縁な心地よい環境で十分な収入を得ながら生活をするのにおすすめなのは、自分でビジネスをすることです。
自分でビジネスをすれば、付き合う人間関係を選べるのでパワハラはもちろんのこと人間関係にまつわるストレスを大幅に減らすことができます。
とはいえ、顧客が面倒な相手だったら?などと考えると自分でビジネスをしてもパワハラに変わるストレスが生まれそうですよね。
僕の場合、自分のビジネスとして「アフィリエイト」を選びました。
向き不向きはあるでしょうが、やってみる価値はあります。
僕が、アフィリエイトをおすすめする理由は5つあります。
- 一人完結の仕事なので人間関係のストレスが皆無
- 正しい方法で真面目に取り組めば、アフィリエイトのみで生活できるレベルの収入も可能
- 仕事場所は自宅でもどこでもいい
- 軌道にのると、時間の余裕がかなりできる
- かかる経費は少ないので、小資金で取り組める(1〜2万円あれば開始できる)
アフィリエイトは、ブログ記事を書いて商品を紹介することで紹介手数料を得るビジネスです。
一人で完結する仕事である上に、PCとネット環境があれば、自分の好きな場所で好きな時間に取り組める自由度の高いビジネスです。
あくまで広告主である販売者の商品を「記事で紹介する」仕事なので、顧客とのやりとりもありません。
では、実際にアフィリエイトでどのくらいの収入が得られるのかが気になりますよね。
例えば、副業でアフィリエイトを始めて1年程度しっかり取り組めれば、月にサラリーマンの年収程度を視野に入れることも十分考えられるビジネスです。
というか、僕はサラリーマン時代に副業で、その何倍も収益化することに成功して起業しました。
鶴村直人
副業で取り組むうちは、外注費用なども掛からないので月に数千円あれば取り組めます。だから、家計に負担をかけることもありません。
とはいえ、初めてのことに挑戦するわけですから様々な不安もあって当然です。
ですので、まずはアフィリエイトを副業で始めてみることをおすすめします。
そうすれば、アフィリエイトが軌道に乗ってから、現在の仕事を辞めることができ、収入の心配をする必要もありませんからね。
パワハラを繰り返し経験するとどうなるか
パワハラ被害に合うと気分も悪いし、憂鬱にしかなりませんよね。
実際にパワハラを繰り返し受けた場合の心身への影響を調査した結果があるのですが、パワハラが繰り返されると心や体への影響が以下のとおりかなり大きくなることがわかっています。
心身に影響を及ぼす割合
一度だけ経験した | 何度も繰り返し経験した | |
眠れなくなった | 18.6% | 36.1 % |
休むことが増えた | 5.8% | 13.8% |
通院したり服薬をした | 8.8% | 20.9% |
東京海上日動リスクコンサルティング株式会社「平成 28年度 厚生労働省委託事業 職場のパワーハラスメントに関する実態調査報告書」より引用:https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11208000-Roudoukijunkyoku-Kinroushaseikatsuka/0000164173.pdf
図表 20 パワーハラスメントを受けたと感じた場合の心身への影響(複数回答、過去3年間にパワーハラスメントを受けたと感じた経験の頻度(図表 19 参照)別)より一部抜粋
繰り返し受けるパワハラは思った以上に心身に影響を与えていることがわかりますね。まだ大丈夫と思っていても、蓄積されたストレスはいつ体調に表れるかわかりません。
早めに対策を取るようにしましょう。
パワハラ相手に労力を使うなんて、あなたの人生がもったいない!
現在のあなたの生活はパワハラ相手からのストレスに晒され続けている過酷な状態です。
たった一度のあなたの人生の大事な時間をそんな相手に捧げるのは本当にもったいないです。
パワハラ相手に対して割いている労力を自分の豊かな生活のため、ひいては家族のために使ってあげると毎日充実した日々を送ることができ格段に人生の豊かさが増します。
自分の大切な未来のために少しずつ準備を始めていきましょう。