「会社が潰れそう…」
これは人生の一大事です。
そして、人生を左右する大ごとにも関わらず「これから会社が潰れるよ」と教えてくれる人はいません。つまり自分で前兆を察知して見抜く必要があります。
そこで今回は、潰れそうな会社に見られる前兆や会社が潰れそうと思ったらすぐにやるべき2つのことについてご紹介していきます。
「今すぐやれること」のみを紹介していますので、最後まで見逃さないで読んでみてくださいね。
目次
会社が潰れそう!倒産する前兆を見逃してはいけない!
こちらでは、会社が潰れそうな前兆としてよくある事象をご紹介します。
鶴村直人
社内のチームワークがとれておらず、とにかく雰囲気が悪い
会社が潰れる理由は、利益が出せないからです。
会社は組織であり、社員の連携が上手にとれてこそ利益を生み出せる仕組みになっています。
だから、会社が潰れそうなときは社内のチームワークが取れておらず、雰囲気が悪くなります。
会社側は、存続するのに躍起になるので、社員に無理難題を押し付けて社内は常にストレスフルになりがちです。
このように明らかに職場の雰囲気が悪くなったと感じる場合は、何か会社に異変が起きていると思って間違いないです。
管理職、経理担当が次々と辞めている
会社が潰れるかどうかは、決算書など経理まわりの数字を見ればすぐにわかります。
上場会社なら決算資料も公開されていますからご自身が勤める会社のウェブサイトに掲載されている決算資料を見てください。
そして、経営に関する数字をいち早く見ることができる人と言えば、管理職や経理部門の人です。管理職や経理部門の人が辞めているのであれば「これはおかしい」と疑った方がいいです。
取引先との仕事が明らかに減っている
仕事の現場にいると1番ダイレクトに感じることではないでしょうか。例えば、長い付き合いの得意先から注文がこなくなった等ですね。
自分の会社の資金繰りがまずい状態であれば、売掛金の回収日を早くしたり、逆にこちらの支払い期限を延ばす交渉をするなど通常しない行動を会社は取ります。
そうした行動は信用に関わることなので当然、取引先はかなり警戒します。場合によっては、取引がなくなることもありますね。
希望退職者を募り始めた
明らかすぎますね。
「希望退職」と言えば聞こえはいいですが、要は人件費を減らしたいのです。
人件費のように毎月固定費として必ずかかる大きい金額はできる限り抑えたいところ。
社員を減らせば、給与だけでなくその社員にかかる社会保険料や家賃補助などの経費まで、手っ取り早く減らせます。
従って、希望退職者を募って人員を削減することは、資金が切迫していて手っ取り早くコストカットしたい状態である場合に多いです。
倒産する会社は、生き延びるために希望退職者を募るのですが、それでも倒産しちゃう会社も多いです。
会社が潰れてもどうにかなる!それ、危険すぎです
「会社が潰れてもこれまで仕事やってきたから何とかなるよね」と思っていませんか?
この思考はすごく危険です。
収入は途絶えるけど、出費は待ってくれませんよ
会社が潰れれば収入は0になります。一方、支出はどうでしょうか。
住居費、食費、学費、光熱費、医療費、車の維持費などざっと考えただけでも避けられない出費がたくさんあります。とりあえず、すぐ止められるものはありますか?ないですよね。
単純に支払わなくていいものとか、一時的にでも支払いを止めたりできるものは意外と少ないことがわかります。
収入は0なのに「これまでの給与水準に見合った出費が発生する」これが大きな問題になります。だからみんな借金して首が回らなくなります。
夫婦仲、家族仲が険悪になる恐れも
お金は出ていくばかりで次の仕事の見通しもたっていない。こうなるとひずみが出てくるのは夫婦仲、家族仲です。
例えば、あなたが一家の大黒柱で奥さんと娘さんを養っている場合、突然あなたから「倒産したから当分収入0で次の仕事も決まってない」と言われたら奥さんはどう思うでしょうか。
避けられたリスクを回避しなかったあなたに対して『家族のことをちゃんと考えていない』と思い不信感を持たざるを得ません。
30代の転職は、すぐには決まらないケースが本当に多い
鶴村直人
SHIHO
「会社が潰れても転職すればいいだけ!」
そう思っている方もいるかもしれませんね。
でも、30代での転職はすぐに決まらないケースも多々あるのはご存じでしょうか。
その理由は、30代ともなるとただスキルがあればOKとはいかないからです。
30代ではスキルがあるのは前提条件で、それを元に今後会社を動かしていく人間に値するかが問われます。
SHIHO
マネージメント経験も問われるし、ただ自分の仕事をこなせばいいと思っていると間違いなく採用されません。
同じスキルで勝負するなら、人件費が安くて、柔軟性もある20代を採用すればいいだけの話。
このような理由で、30代の転職はすぐに決まらないケースもよくあります。結果、転職活動は予想以上に長期化するということです。
会社が潰れそう!と思ったらすぐにやるべき2つのこと
「会社が潰れたらえらいことになるかも」と思い始めたら、まずやるべき2つのことがあります。
- 会社が潰れる前に転職する
- 仕事をしながら副業を始めて軌道に乗せる
この2つです。
本来であれば2つの選択肢のうち1つに専念すべきですが、会社が潰れそうな状況だとそんな余裕はありません。
従って、多少始めるタイミングがずれてでもご紹介する方法は2つとも試されることをお勧めします。
会社が潰れる前に転職する
SHIHO
これは収入を途切れさせないためでもありますが、他にも色々メリットがあるんです。
倒産前であれば、転職理由も通常の転職活動と同じように伝えられます。本当は倒産しそうが理由だったとしても、「もっと〇〇をやりたい」などアグレッシブな理由を言えるので転職活動を進めやすいです。
また、倒産後の転職活動はリスク回避のできない人だと思われたり、収入がない弱みにつけこまれて年収や希望条件が以前より悪くなるケースもあるので避けたいところです。
ですので、会社が潰れそうと思ったらすぐに転職活動を始めましょう。今の仕事をしながら転職活動も素早く進めなくてはなりません。
そのためにも、転職エージェントを利用することをお勧めします。
SHIHO
効率的に希望通りの転職を叶えるためにも、まずは転職エージェントに登録して相談するところから始めましょう。
会社だけに頼らない第2の収入源を作る
一般的に、会社員の給料は安定していると言われますけど、実際そうでもないですよね。
上記のグラフの通り、会社は1年間に8,000社以上も倒産しています。驚きますよね。
思ったより倒産は、身近です。
現にあなたの会社も倒産寸前でしょう?
あなたの人生、会社給料だけが頼みの綱。
それでいいのでしょうか。
日本を代表する世界的企業のトヨタ社長も「終身雇用は難しい」と話しています。そして、経団連の会長も「終身雇用なんて、もう守れないと思っている」と発言されていますね。
組織のトップが、メディアに向かってこのような深刻な話を始めています。
もはや、「一生安泰の時代は終わった」と言っていいでしょう。
これからは会社給料に加えて、自分で稼ぐ力を身につけることが必須の時代だと思います。
だからこそ、僕はまず「副業」をおすすめします。
鶴村直人
僕は現在、「アフィリエイト・ビジネス」で生計を立てています。
実は、副業でアフィリエイトを始めてうまくいったので会社を辞めて起業しました。
アフィリエイトを一言でいうならば、「ブログ記事を書いて、企業の商品を紹介する仕事」ですね。商品を仕入れたり、売ることもしなくてOK。自分でサイトを作って広告主様の商品を紹介だけしています。
つまり、僕は広告商品の紹介料を得る仕事をしています。一応、成果報酬型なので商品を紹介して、実際にその商品が売れたら1件あたりいくらという感じで紹介料を頂戴しています。
さて、僕がしていることといえば、基本的には文章を書いて人に商品の良さを伝えることですね。
PCひとつでできるので、月々かかる費用も数千円もあれば始められます。
鶴村直人
副業をいち早く軌道に乗せるためには、すぐに始められるものを選択することがとても重要です。そういう意味でアフィリエイトは副業としてとてもお勧めな仕事です。
自分が動かないと誰も助けてはくれない
大手企業でも副業を認めるようになった昨今、どの企業でも一生保障できる企業は存在しません。
自分の身、引いては家族の身はあなたが守るしかないのです。まずは今すぐやれることをやって着実に前に進みましょう。
こんばんは。
倒産する前兆が明確に示されているので納得しました。
どんな会社でもいつ倒産するかわからない時代なので、
副業なしでは考えられないと思います。貴重な記事ありがとうございます。
takafumiさん
メッセージありがとうございました。倒産はどの会社でも起こり得るぐらい結構身近な存在ですよね。倒産せずに働くことができていることに感謝しつつ、自力でも稼ぐ力を身につけておくことは大切かなと思いますね。
ありがとうございました!
ナオト