鶴村直人
こんにちは!
ブログ収益化の専門家、鶴村です。詳しいプロフ・実績はこちら!
本ページでは、アフィリエイトの市場規模、今後の展望についてお伝えしています。
アフィリエイトを理解する際の背景としてこれらをおさえておくことは大事です。
また、これからアフィリエイトを始めようとお考えなのでしたら、ぜひこの記事は最後までお読みください。
この記事・動画は、2020年後半に作成したものですが、2021年現在においても同様の状況になります。アフィリエイト市場は好調で良い傾向だと思います。
目次
【事実データあり】アフィリエイト市場規模は、右肩あがり
下のグラフは、矢野経済研究所が2020年2月に発表したデータです。
矢野経済研究所は、市場調査において信頼がおける企業です。
これによれば、アフィリエイト市場は右肩上がり成長をしています。
直近でも年間10%前後の成長をしている市場であることがわかります。
国内アフィリエイト市場規模推移と予測
出典:矢野経済研究所「2019年度の国内アフィリエイト市場規模は前年度比8.7%増の3,133億円の見込」2020年2月7日発表
以下、引用です。
主要アフィリエイトサービス事業者は、引き続き売上が拡大している事業者が多く、伸長率は鈍化しつつあるものの、アフィリエイト市場は拡大傾向にある。
広告主によるアフィリエイト出稿数の増加とともに、アフィリエイトサイト数も増加が続いている。
その結果、2018年度の国内アフィリエイト市場規模は、前年度比110.2%の2,881億8,000万円まで拡大した。
2019年度も同様な傾向が続いており、同市場規模を同108.7%の3,133億2,000万円と見込む。
出典:矢野経済研究所「2019年度の国内アフィリエイト市場規模は前年度比8.7%増の3,133億円の見込」2020年2月7日発表
アフィリエイトに取り組むなら、市場が伸びている今がいいと思う
ビジネスをする上で大事なことは、伸びている波に乗ることです。これは絶対条件ですよね。
右肩上がりの市場に参入した方が、結果が残しやすいのは言うまでもありません。
「成長市場に乗ればカンタン」とまでは言えないですが、どっちに波乗りしたいかといえば、もちろん成長市場ですよね。
アフィリエイトは稼げると言われていますが、実際稼げる市場だと思います。
どんどん広告主が参入し、お金が流れ込んでいますし、市場規模は伸びています。伸びている今がチャンスだと思います。
一方、衰退市場に参入して結果を残すことは大変でしょう。大変な苦労が目に見えています。
後発参入は不利なのか?どうせ今から参入しても稼げないのでしょう?
「どうせ今から参入しても稼げないのでしょう?」
これはよく質問されることではあるのですが、確かに先発組よりは不利だと思います。
何でもそうですよ。先行して参入してる人の方が、情報量も経験値もすべて上なわけですのでカンタンに追いつけるわけがありません。
でも、追い越すことが目的ではなく、稼ぐことが目的なはずです。
だから稼げるチャンスが目の前にあるのに、参入しないことはソンだと思います。
アフィリエイトは、資金ゼロ・人脈ゼロ・未経験で取り組んでも、努力だけで個人が結果を残せるビジネスだからです。
人も、店舗も、在庫も、開業資金すら不要。
だけど、いきなり売上(ほぼ利益)が出せるビジネスってそうそうないと思います。
それに、アフィリエイトは、空いている隙間キーワードを狙うことで収益化していくものです。
これだけ相次いで広告主が参入している状態ですから、新しいキーワードはどんどん生まれています。ガンガン、狙って1位キーワードを刈り取ればいいと思います。
アフィリエイトの悪材料(マイナスの風)
鶴村直人
これだけ急成長している市場にも、悪材料はあります。
- ITP(Intelligent Tracking Prevention:サイトトラッキングの抑止機能)によるクッキー制限
- Googleアルゴリズムのアップデートによる検索順位の変動が起こりやすい
- ヤフーリスティング広告でアフィリエイトサイトの広告出稿NG
ググればどんな内容なのか分かるので詳しくは書きませんが、これらの悪材料があるからといってアフィリエイトができなくなるわけではないです。
業界健全化のためには必要なことで、さらなるアフィリエイト市場の拡大のためには必要な対応ぐらいに考えています。
確かにGoogleアルゴリズムのアップデートは全員に影響があることですし、今後も避けては通れないものです。
しかし、リスクは回避したり、リスクを下げてビジネスをすればいいだけの話。
また、トラッキング問題はASP(広告代理店)側で対応できるようですし、ヤフーの話も集客媒体の1つが使えないといったレベルの話です。
「アフィリエイトは稼げない」はウソ!個人ブログで飯が食える時代に本格突入
すごく厳しい表現ですが、稼げないと言っている人は、「少し努力したけど稼げない」と言っているだけです。
そこまでは甘くはないと思います。
しかし、これ以上ないほど稼ぎやすい市場。
数年先の伸びも明るいわけですので、アフィリエイトにチャレンジする価値はあると思います。
個人がブログに取り組んで飯が食える時代は来ている、と言ってよいでしょう。
個人向け商材を提供する企業は、安定集客のためにネット広告を使う傾向にある
鶴村直人
個人向け商材を扱う企業は、インターネット広告を積極的に活用しています。
個人にダイレクトに情報を届けるには、広告が必要です。
また、個人のスマホに情報を届けられるので相性が良いわけです。
逆に言えば広告を使わないと露出(認知)もできないし、自社サイトに集客ができません。だからこそ、広告を使うわけです。
でも、広告と言っても色々あります。
- Facebook広告
- Instagram広告
- Twitter広告
- LINE広告
- Google検索結果に表示させる広告
- ヤフー検索結果に表示させる広告
- 各種ウェブサイトに表示させる広告(一般的にアフィリエイトは、ココに該当しますね)
- 新聞広告
- 電車中吊り広告
- 街中の看板広告
どれが良い、悪いということはないですけど、アフィリエイトは以下の理由から選ばれています。
広告主から見たアフィリエイトのメリット
広告主から見たアフィリエイトのメリットは色々ありますが、以下の2つが代表的かなと思います。
- コスパが良いから
- 上司に対して、数字を根拠に説明できる
コスパが良いから
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アフィリエイトは商品が購入されたら(あるいは申し込みがあったら)紹介料を支払いますよ!という仕組みです。
つまり、広告主からすれば商品が売れたら報酬(広告料)を払うけど、売れなければ払わないということ。これって圧倒的にコスパがいいし、リスクがほとんどないですよね。
広告主からすれば、売上額と費用のバランスが保てるし、見込みも立てやすいわけです。
一方、新聞広告だったらどうでしょう。
新聞広告をすると露出はかなりされると思います。
しかし、実際問題として、売上が作れなかったらどうなるのでしょうか?
赤字です。費用だけ出てしまって、売り上げが立たない最悪の事態です。
上司に対して、数字を根拠に説明できる
アフィリエイト広告を出稿する企業で働く担当者の立場からすれば、上司に説明のしやすい広告を扱いたいですよね。
アフィリエイト広告の場合、売上と費用(紹介料)が明確です。
例えば・・・
部下「売上が500万円だった場合、広告費として200万円かかります。」
部下「売上が1000万円だった場合、広告費として400万円かかります。」
鶴村直人
一方、新聞広告みたいに数字が明確でない広告媒体を使うと、こんな説明になるでしょうね。
部下「広告費は200万円かかります。売上は500万円を見込んでいます。ただし、売上額は20%ぐらい前後する可能性があります。」
鶴村直人
ブログやSNSが普及している時代からこそ、本当に良い商品は一気に広まります。
特にアフィリエイト広告は、ブロガーさんがたくさん紹介記事を書いてくれます。
良い評判が拡散されると、商品がバカ売れするチャンスがあります。
広告主の中には、こういったことにも期待している企業は多いと思われます。
今後、ますますアフィリエイト市場は活性化していく
今後、ますますアフィリエイト市場は活性化していくと思います。
なぜなら、自らショッピングサイトを立ち上げて、自社販売体制を整える企業が増えると予想されているからです。
矢野経済研究所が発表した市場規模調査でも同じことが触れられています。
大手ECモールにおいては、モール出店事業者が自社で顧客情報を保有できないため、CRM施策の実施が困難である。今後、事業拡大のために自社ECサイトを構築し、注力する流れが加速すると考えられ、自社ECサイトでのアフィリエイト広告の採用が増える。
出典:矢野経済研究所「2019年度の国内アフィリエイト市場規模は前年度比8.7%増の3,133億円の見込」2020年2月7日発表
大手ECモールというのは、「楽天」「アマゾン」「ヤフー」のことです。
ECモールには人がたくさん集まってくるので、これらの大手のスペースに出店すれば、集客力は確保できます。
だから売上は比較的かんたんに作れます。
しかし、一方で出店料は多くかかります。参考までに、大手ECモールの出店手数料はこんな感じです。
- 楽天市場の出店手数料
→出店手数料が高いことで有名。固定費+システム料として売上の2〜7% - ヤフーショッピングの出店手数料
→楽天よりは安いけど、それでも売上額の6%はコストとして掛かります。6%ってめちゃ高いですよね。 - アマゾン
→Amazonの販売手数料は、カテゴリによって8~15%(一部45%)に設定されています。別途、商品カテゴリによってはカテゴリ成約料というものがかかります。
ご自身で店舗を運営されたり、経営された経験ある方ならわかると思いますが、この出店料はそれなりに高額です。
だから、出店しない企業、出店を辞める企業も当然でてきます。
そして、「それなら自社ショッピングサイトを構築して自社で集客しよう。その際にアフィリエイト広告を取り入れよう」という流れは、自然と起こってきます。
この流れが加速することで、ますますアフィリエイト市場が盛り上がってきます。
もちろん、いきなり大手ECモールから撤退するかは企業判断によります。
並行運用する企業もかなり多いと思います。
しかし、大事なことはアフィリエイトを取り入れる企業が増える点ですね。
僕のようなアフィリエイターからすると、それだけ取り扱える商品が増えるということですので、アフィリのやり易さは増してきます。
ライバルとバッティングする機会も減るのではないかと期待しています。
アフィリエイトの市場規模、今後の展望について
まとめますと、アフィリエイトの市場規模は年率10%前後で伸びている。
少なくとも2023年時点までは矢野経済研究所が発表しているように右肩成長は堅いでしょう。
ビジネスをするなら、右肩成長している波に乗りましょう!
ということですね。