2018年11月に約2週間、3歳児を連れての家族旅行をしたのですが、「Uber(ウーバー)」が大活躍しました。
実は僕、Uberについては知識ゼロだったのですが、妻から「今回の旅行では、Uberを積極的に使う」という指令が出ましてここで初めて知りました。
簡単に説明しますと、
Uberとは「あなたとドライバーをマッチングしてくれるもので、付近のドライバーがあなたがいる場所まで車で来てくれて、指定した目的地に移動できる乗車サービス」です。次世代のタクシーみたいな感じですね。
ハワイではかなり一般的らしく、Uberの車はたくさん走っています。
スマートフォンのUberアプリを使って目的地を入れてリクエストすると、自分の近所を走っているドライバーが応答してすぐ来てくれるんですね。そして目的地まで連れていってくれます。
最速1分、長くても10分以内には来てくれました。なんて便利なのでしょう!と思いました。
タクシーとの大きな違いは、ドライバーさんが一般人という点です。
はじめての利用で不安だったのですが、実際使ってみたら「あら、便利!」。
ということで、ハワイでUberを5回使用した感想から。
このページの後半では、Uber初回利用割引コード(プロモーションコード)も配布していますので、是非最後までお読みください。
目次
ハワイでUberを5回使用した感想
早速ですが、今回のハワイ旅行ではUberを5回使用しました。
- 空港からホテルまで(1回)
- ホテルから空港まで(1回)
- 旅行中のちょっとした移動(3回)
いやぁ、正直驚きました。
なにこれ!超便利じゃない?って感じです。
さすがにこれではメリットが伝わらないと思うので言語化してみます。
- ただ待っていれば、ドライバーからこちらに来てくれるのでラク
- 目的地を事前に伝えるから、間違いようがないし、車に乗ってあれこれ説明しなくていいのでラク
- 料金の支払いは事前登録のクレカでしたので、その場での支払いは不要だからラク
- 英語が話せなくてもOK
- モバイルWi-Fiルーターは必須(持っていないとその場でUberを呼べるメリットが半減です)
とにかくラク。これに尽きます。
正直、タクシーは今後Uberにどんどん変わっていくのではないかと思うぐらい、合理的で素晴らしい仕組みだなと感じました。
旅行中は特に、重いキャリーバックを複数抱え、子どもを乗せたベビーカーを操作しつつ、タクシーを探すなんてことをしなければならず大変ですよね。
一方、海外に行ってどこでもWi-Fiの電波が飛んでいるわけではありません。Uberを利用するためにWi-Fi電波を探し歩くのは意味がないので、モバイルのレンタルルーターは必須と言えます。
レンタルルーターは、大手のグローバルWiFiなら安心で問題ないかと思います。
配車して、ただ待っていればいい
Uberの場合、ドライバーさんがスマホのGPS機能を使ってこちらの場所を把握して来てくれるのでラクでした。だから重い荷物を持ってあちこち移動する必要がまずありません。
僕らはUberで車を呼び、あとはホテルの車寄せで待っていました。
今回お願いしたドライバーさんは全員、荷物をトランクに入れるのも手伝ってくれましたし、愛想もよかったです。
中には「ガムを食べる?」、「そこに置いている水は好きに飲んでいいよ!」なんて話すドライバーさんもいました。
英語を話さなくてもOK
他に、Uberを使って感じたメリットは、「英語を話さなくてもOK」というところ。
普通のタクシーなら行き先を伝える時、支払い時にも英語を話す必要がありますよね。でもUberの場合は、行き先は事前にアプリで登録しておくので行き先を伝える必要はありません。
我が家の場合、妻が英語を少々話すのでドライバーさんと会話をしていましたが、もし僕が一人で乗ったら最後のお礼の「Thank you!」だけでも正直済むと思います。無口な人だと思われるでしょうが。
あれこれ話さなくても目的地まで行けるのでいいと思いました。
もちろん、ドライバーさんが話しかけてくることはあると思いますが、そこはなんとか乗り切る必要があります。
その場での支払いは不要
支払いは、事前登録しているクレジットカード or デビットカード or Apple payです。
だから降車する際の支払いは不要です。後から自動的に請求されます。車を降りる際に、面倒な支払い手続きが不要な点は本当に便利でした。
気になるUberの料金は、高い?安い?
相場観がわからないのですが、ネットで利用者の評判などを見ると、タクシーよりも安いと評価されていることが多いですね。
実際、30分程度Uberに乗っても5,000円ぐらいでしたので高いとは感じませんでした。
Uberとタクシーのメリット・デメリット比較
Uberとタクシーのメリット・デメリット比較
Uber | タクシー | |
ドライバーを見つける | 配車リクエストボタン1つでドライバーが今いる場所まで来てくれる | タクシーが走っている場所まで行くなりして探す |
乗車料金の提示 | 事前にアプリで提示してくれる | 乗って走ってみないと分からない |
目的地を伝える | 乗車前にアプリ上で登録しておくから運転手さんに口頭で伝える必要はない | 乗車後に伝える必要あり |
支払い | アプリに事前登録したクレジットカード・デビットカードに請求 or Apple Pay | クレカ or 現金など |
チップ | 任意(降車後、Uberアプリからお知らせが来てすぐ渡せる) | 基本渡す |
領収書 | 降車後すぐにEメールで届く | 紙でもらえる(もらえそうにない場合、ドライバーに伝えもらう) |
ドライバーの信頼性 | 運転歴・犯罪歴に問題がないと審査を通過した人 | タクシー会社の審査基準に合格した人 |
交通情報・時間情報 | アプリ上のマップで今どの道路を走っているかリアルタイム把握、予定到着時刻もわかる | 走っている場所は目視確認、予定到着時刻はドライバーに聞くしかない |
保険 | 毎回の乗車で保険が適用 | ? |
Uberの基本的な使い方
Uberの基本的な仕組みをまずは知りましょう
行き先住所を入力
「エンバシースイーツ」から「ホノルル国際空港」まで行きました。
住所の詳細を入力するか、「ホノルル国際空港」と入力すれば候補が出てきます。
行き先入力は、別に難しくないですね。
マップを見て、行き先が正しいか再チェックし、プランを選ぶ
上の画像で行き先が正しいことを確認したら、画面下の方にあるプランを選びます。
プランはいっぱいあって分かりづらいかもしれませんが、車のタイプにのことです。
Uber、車のタイプと説明
車のタイプ | 説明 |
Pool | 手頃な価格の相乗り、1〜2名用 |
UberX | お手頃価格な料金で利用できるセダンタイプのウーバー。1〜4名用 |
UberXL | お手頃価格な料金で利用できる大人数用のウーバー。1〜6名用 |
Black SUV | SUVタイプのハイヤー。1〜6名用 |
UberSELECT | 高級車のウーバー。1〜4名用 |
ハイヤー | プロのドライバーが運転するハイヤー。1〜4名用 |
TAXI | 普通のタクシー |
僕らは常に家族3人で動いていたので、「Uber X」を選ぶことが多かったです。
プリウスなどの一般乗用車が来てくれます。結構、日本メーカーの車を利用しているUberドライバー多いみたいです。
帰国のため空港に向かい際は、キャリーバック2個、ベビーカーと荷物も多かったので「UberXL「を選びました。人数や荷物が多い場合は、UberXLがいいかもしれませんね。
「Uber X 確認」ボタンを押す
ボタンの名称は、プランによりますが画面下に確認ボタンが1つだけあるのでそれを押せばOKです。
「配車を確定」ボタンを押す
この時、少し場所を移動してここでお待ちくださいと行った案内が表示される場合があります。
その場合は地図を見ながら指定場所まで移動します。車寄せできる場所が決まっているケースがある時にこういう案内があるようです。
あと何分で車が到着するかアプリ上に表示される
配車を確定すると、ドライバー情報として「名前・顔写真・評価・車のナンバー・車種」情報が表示されます。
また、車が今どこを走っているかもマップでわかります。
このGPS、とても精度がよかったです。
車が到着、荷物をトランクへ
マップを見ながら、近づいてくる車のナンバープレート下3桁と車種で探します。
だいたいはドライバーさんが降りてきて、名前を確認してくれます。
ドライバーさん「Naoto?」
僕「Yes!」
これだけです。
目的地まで連れて行ってくれます
車が移動中、ご自身のUberアプリ上にマップが表示され、リアルタイムにどこの道を走っているか確認できます。
また、予定到着時刻もアプリ上に表示されます。これもほぼ正確でした。
車を降りたら荷物を降ろして終わりです。
「Thank you very much!」と伝えます。
支払いはその場では不要です。事前に登録しておいた方法(クレジットカード、デビットカード、Apple Payなど)で後で決済されるからです。
すぐにEメールで領収書が届く
車から降車後、まもなくしてEメールで領収書が届くので念の為確認をします。
(これはチップを支払った後の領収書の画面キャプチャーです)
アプリ上にチップの案内が出る
チップは3つぐらいの選択肢が提示されるので支払います。
任意なので支払わない選択もありますが、僕らは5〜10ドルぐらいを登録しました。
荷物の運びを手伝っていただいたり、30分近く運転してくれたり、ここでショッピングするといいよと教えてくれたり、ガムをくれたり。色々お世話してくれて気持ちよくサービスを受けられたのたので感謝の気持ちですね。
チップを支払うと、またすぐにチップ込みの領収書がEメールで届きます。
この辺は完全に自動化されています。また、ドライバーさんの評価をしてくれとも出るので★印を押して評価します。
以上で完了です。
ハワイ旅行でUberを使うメリット
- 行動範囲が広がる
- 時間の節約
- 手間からの解放
Uberを使うと、ワイキキ周辺を移動するトロリー以外の場所にも積極的に足を運ぶことができます。行きたい場所の住所を調べればいいだけですからね。
そしてもし行った先で道に迷ったら、Uberを呼べば最悪ホテルまで帰れます。そういう意味で行動範囲はかなり広がりますよね。
またハワイ(特にワイキキ)での移動手段は、多くがトロリー、The Bus、タクシー、レンタカーなどになると思いますが、これらを探したり手配する手間・時間を大幅に節約できます。
その分、旅行を楽しむことに時間を使えますね。
Uberを使う際の注意点
スマホの充電に気をつける
当然ですが、スマホのUberアプリがないといけないのでスマホは必須です。充電にも気をつけましょう。
ホテル住所、行き先住所は事前登録を
家族で旅行するなら一応みんなUberアプリを入れて、初期設定(クレカ登録、プロフィール写真登録、SMS認証)は済ませておいたほうがいいと思います。
それから滞在先ホテル、行きたい観光地の住所は必ず日本にいる時に調べた上で、Uberアプリの「お気に入り」に入れておくことをおすすめします。
あるいは、メモ帳に入れてすぐコピペできるようにしたり、紙に書いておいて見せられるようにしておくといいですね。
いざという時は、英語でコミュニケーション
基本的に英語は必要ありませんが、何かあった際には英語が話せたほうがいいです。
日本人向けのトロリーだったりすると、ドライバーさんが少し日本語を話せたり、乗客の中で英語が話せる人がいればHELPしてもらうこともあるかもしれませんが、Uberドライバーは現地の人なのでほぼ日本語は分かりません。
もしもの時は、この点はなんとかコミュニケーションを取る必要がありそうです。
シートベルトを締める
Uberに限定した注意点ではありませんが、車に乗ったら必ず安全のためにもシートベルトをしましょう。
相手に感謝する
当たり前ですが、相手への感謝は忘れてはなりません。
荷物を持ってくれたり、目的地に着いたらお礼をしたり、ドライバーさんに丁寧に対応しましょう。
Uberはどこで使える?実は世界中で使えるらしい
Uberは実は世界中で使えるらしいです。
公式サイトを見ると相当多くの都市が掲載されています。
でも実際には、Uberの車が走っているかどうか次第なので、場所によりけりかと思います。
やはり事前にアプリ登録をして、旅行の滞在先でUberの車がどれぐらい走っているか、MAPを見て確認しておいたほうがいいですね。
実は日本でもUberは使えるようですが、大都市圏(東京・横浜・神戸・福岡など)に限られますし、まだまだ車の台数が少ないです。
Uberの登録は、海外旅行前に日本で行っておくことをおすすめ
現地でいきなりUberを使おうとアプリのインストールから始めるのは大変です。
必ず旅行前に初期設定だけは、済ませておきましょう。
- Uberアプリをインストールする
- クレジットカードを登録しておく
- 携帯電話のSMS認証をしておく
- プロフィール画像を登録していく
なお、もし今回はじめてUberアプリをインストールする場合は、以下のボタンからUberに登録をしていただくと、初回乗車が1,500円OFFになります。
(参考)Uber プロモーションコード:k0qqhn
ご家族で利用するなら夫婦二人でUberに登録しておいたほうがおトクですし、スマホがバッテリー切れになったときのためにもご家族がそれぞれ登録しておくと安心ですね。