鶴村直人
本ページでは、中古ドメインを活用したメインサイトの立ち上げ事例をご紹介します。
中古ドメインを検討されている方は、どんな感じで順位が推移するのか気になると思います。
しかし、こればかりはケースバイケースですので「やってみないとわからない」のが正直なところ。
なので、僕が運営するサイトでの順位を公開しますので「参考程度」としてご覧いただければと思います。
中古ドメインを活用してメインサイトを立ち上げた事例と効果
ケース1:早々に順位が上昇
商標キーワードを狙ったケース。
最初の順位は正直イマイチ。しかし、その後に一気に3位まで上昇。
これには驚きましたね。
2位→3位→2位→3位という感じで比較的順位は安定しています。
鶴村直人
ケース2:じわじわ順位上昇してきたケース
こちらは、一般ワード(検索ボリューム1000程度)を狙ったものです。
中古ドメイン立ち上げ当初、順位は微妙でした。
しばらく様子を見ていたところ少しずつ順位を上げてきて15位まで上昇。今後も上がっていきそうな予感がします。
鶴村直人
ケース3:100位圏内に入るも、まったく上昇してこないケース
上記は、ずっと低空飛行のままのケースですね。
これだと中古ドメインを活用する意味はないですね。ドメイン変更をする予定です。
鶴村直人
ケース4:インデックスされないドメイン
中古ドメインの中には、稀にインデックスされないドメインも存在します。
記事公開後すぐにインデックスされるものもあれば、1週間ぐらいされないものもあります。
僕があまり長く待てないので1カ月も待つことはありません。
インデックスされないと、検索順位も付かないのでインデックス状況は確認しておくといいですね。
インデックスされているかは、「site:」コマンドで確認可能です。
Google検索窓に以下のように「site:」を頭につけてURLを検索します。
あなたが今回作成したページが出てくれば、インデックスされているということになります。
新規ドメインで立ち上げた際の順位のつき方
ここからは、新規ドメインでサイトを立ち上げた場合の順位のつき方についてご説明します。
あくまで一般的なケースです。
新規ドメインでサイトを立ち上げると、だいたいこんな感じで順位が推移するんだ〜ぐらいを理解してもらえればと思います。
ケース5:立ち上げから数カ月、100位圏内にランクインしない
これは英語系ブログの一般キーワード、月間検索ボリューム100程度です。
記事はインデックスはされていますが、3カ月経過しても100位圏内に入ってきません。
新規ドメインは、サイトに対する信用度がゼロなので、これは結構普通だと思います。
もちろん、記事内容はしっかりしています。
ケース6:100位圏内に入っても上昇してこない
こちらは探偵ブログで、月間検索ボリューム10〜100程度のスモールキーワードです。
ライバルが少ないこともあって、新規ドメインでも最初から順位が付きました。
しかし、そこから全然上がってきません。
コンテンツは、しっかり書いている方です。30記事は入っています。
中古ドメインの効果まとめ
鶴村直人
これからお伝えすることは、中古ドメインを利用することで得られる効果についてです。
しかし、絶対的なことは言えないので、あくまで僕が経験したことからお伝えする「可能性」のお話です。
その点はご注意願います。
- 立ち上げ直後から良い順位が付くケースがある
- インデックスされるまでのスピードが速い
立ち上げ直後から良い順位が付くケースがある
中古ドメインを利用した場合、立ち上げ初期から良い順位が付くことがあります。
これは、中古ドメインが持っているドメインパワーの影響だと考えられます。
そのため当たりドメインを掴めば、収益化までの大幅な時間短縮になります。
これはビジネス上の大きなメリットですし、中古ドメインを積極的に使うアフィリエイターは皆これを狙っていますね。僕もその1人です。
インデックスされるまでのスピードが速いことが多い
通常、新規ページを公開してもすぐにGoogle検索結果に表示されるわけではありません。
サイトにGoogleクローラーがサイトにやってきて、コンテンツをインデックス(検索エンジンに登録)してくれます。
そしてはじめてGoogle検索結果にページは表示されるようになります。
中古ドメインは、インデックスされるまでのスピードが速い傾向にあります。早けれは1日でインデックスされます。
少しでも早くインデックスされることは、早期に集客・売上を作っていくためには大事なことですね。
基本的にはSearch Consoleでサイトマップ.xmlを登録しておき、インデックスを促す状況を作った方がいいと思います。サイトマップ.xmlの登録方法はこちら!
しかし、中には不良ドメインもあってインデックスされないドメインもあります。
中古ドメインを使う上で意識しておくべきこと
- 中古ドメインは先行投資だという意識
- 中古ドメインは、スタートダッシュを決める道具だという意識
- 「ドメイン+良質コンテンツ」の両輪で効果が最大化するという意識
- 外れドメインありき!の意識
- 成功確率を高める工夫をして中古ドメインを使う意識
中古ドメインは先行投資だという意識
中古ドメインを使う理由は、サイトが評価されるまでの時間を短縮したり、よりよい順位を求めているからです。
当然これらのメリットを得ようと思えば、中古ドメインを購入するコストがかかります。
しかし、購入した中古ドメインすべてが、必ずしも期待した働きをしてくれるわけではありません。だから「ムダ」も出てきます。
しかし僕は、良い順位を獲得すること、時間を短縮して早期に収益を得ることは、ビジネスをする上で必要なことだと判断したので中古ドメインを買って活用しています。ある意味、先行投資ですね。
直近はマイナスだけど、その先の大きなプラスを得るために先行投資しているイメージです。
なので、この先行投資としての意識を持った上でやるなら良いのですが、そうでないなら無理に手を出す必要はないと思います。
時間は相当かかると思いますが、新規ドメインでコツコツやるのも手です。
中古ドメインは、スタートダッシュを決める道具だという意識
中古ドメインは、順位が付かないサイト立ち上げ初期をすっ飛ばしてスタートダッシュするための道具なんだぐらいに思っておくといいと思います。
最低3カ月、競合の多さによっては1年以上かけて順位が上がってくるものです。
いくら良いコンテンツを入れても中々評価されず、評価されない期間が苦しいから、アフィリを辞めてしまう人もいるぐらいです。
なので最初の苦しい期間を少しでも短くしたいなら、中古ドメインの活用はありだと思います。
「ドメイン+良質コンテンツ」の両輪で効果が最大化するという意識
中古ドメインを活用すると、一時的に良い順位が付くけど(1〜20番台ぐらい)、その後少しずつ順位が下がる現象がよくおこります。
つまり、順位をキープできないという現象です。
これは本来の適正な評価に近づいていっているとも言えると思います。
Googleは、訪問者の動きを見て満足するページだったかを常に評価し、それを蓄積しています。
なので、訪問者が満足しないページは低評価だと判定して徐々に順位が下げられるのです。
なので、中古ドメインパワーを活用しつつ、真面目にいいコンテンツを作っていくスタイルが、中古ドメイン効果を最大化してくれます。
外れドメインありき!の意識
中古ドメインは、前所有者が契約更新しなかったドメイン(捨てられたドメイン)です。
そのためインデックスされなかったり、順位は付くけど微妙といった「外れドメイン」も多く存在します。
正確に言えば、大半は外れドメインです。
その中から、良いものを選んで使おうというのが中古ドメイン施策の考え方です。
この考え方を持っていないと、「またハズレた」「またハズレた」を繰り返すことになります。
成功確率を高める工夫をして中古ドメインを使う意識
中古ドメインをメインサイト(注力するサイト)で使う場合は、最初にドメインの順位テストをすることをおすすめします。
先ほどからお伝えしている通り、中古ドメインにはハズレも多いです。
ハズレとまでは言わないけど、微妙な順位をつけるドメインもたくさんあります。
最初に購入したドメインが大当たりドメインだったら嬉しいですが、確率的には低いです。
なので少しでも当たる確率を高めるための順位テストをしましょう!
具体的な方法は、別記事でご紹介していきます。
何を持ってあたりドメインと定義するかにもよりますし、狙うキーワードの難易度にもよるので一概には言えるものではありません。
しかし、僕が中古ドメインを購入したうち、今のところ20個に1個ぐらいはあたりだと思えるドメインに出会えています。
いずれもしても大事なことは、メインサイトで使う中古ドメインであれば、ちゃんと順位テストをしてどのドメインが品質の良いドメインなのかを見極めることです。
これはちょっと手間ですけど、良い順位を得るために必要なことですし、当たりドメインを引くためです。
以上