あなたはこれまで「自己投資」をした経験はありますか?
本を読んで新しい考え方を吸収したり、知識を身につけるのも手軽な自己投資の一つです。
また、セミナー・講座を受講する自己投資も、昔からある有名なスタイルですね。
これから新しいチャレンジをしてその分野で成功したいと思うなら人より努力するのは当然であり、中でも自己投資は欠かせません。
目次
自己投資なくして成功などありえない
「一般人」と「成功者」では何が違うのでしょうか。
成功者の定義が曖昧だし難しいですが、
例えば僕のサイトは、アフィリエイトというネットビジネスに興味がある人が多いです。
今回は、「アフィリエイトで生活できるぐらいの収入を得ている人」を成功者と定義したとしましょう。
ところで、成功者と一般人の決定的な違いは、何でしょうか?
この成功者は
・センスがよいのでしょうか?
・マグレで成功しちゃったのでしょうか?
どちらも違います。
違いは自己投資をしているかどうかです。
成功者は必ず、必要な自己投資をしているから今成功しているのです。
自己投資に対する姿勢・考え方
ビジネスをするには、自分を高めていくための「自己投資」が必要です。
- 知識・経験
- 環境(仲間、師匠)
知識・経験はわかりやすいですが、「環境」はなんだろう?と思われる方も多いと思います。
「環境」はとても大事です。
自ら目標を立てて、もくもくと取り組むでしょうが、ビジネスが軌道になるまでは様々な困難に直面します。
一人ですべてを解決できれば何の問題もないですが、多くの人はそうもいきません。
対応がうまくいかず、困難を乗り切れず、モチベーションが下がりビジネスを辞めてしまう人が多いわけです。
ビジネスが長続きしないのは、このような理由でビジネスがそもそも軌道に乗らないからです。
そこで、同じビジネスに取り組む仲間だったり、あなたのビジネスに対して助言をしてくれる師匠がいると、すんなり問題は解決します。
自己投資と浪費の違い
自己投資の浪費の違いをご存知ですか?
自己投資は、はじめにお金が出て行きます。
しかし、あとから自分にプラスとなって返って来るものを自己投資といいます。
浪費と自己投資の線引きが難しいと思いますが「後からプラスになって返ってくるか」。これが境目です。
浪費の場合、いっときのために使うわけなので、後から返ってくるものはありません。
自己投資のスタイル
自己投資のスタイルとして有名なのは先ほども取り上げたような本、セミナー、講座の受講です。
他にもいくつかありますよね。
自己投資の種類
- 本
- DVD
- セミナー
- 講座受講
- 人から教わる(コンサルティング指導)
1〜4番までは、比較的安い金額で学ぶことができますよね。
5番は、人から直接指導を受けるので高額になることが多いです。相手に時間と労力を割いてもらうことになりますからね。
僕がしてきた自己投資について
僕は今でこそアフィリエイトで会社を経営するまでになっていますが、これまでに様々な自己投資をしてきました。
アフィリエイトに直接的に関わるもの、間接的に関わるもの色々あります。
もちろん、お金がかかります。
そして今でも学び続けています。
- パソコンを買ってインターネットを覚える
- 書籍でWebサイトの作り方を学ぶ
- ネット上でノウハウを買っては試す
- アフィリエイト本を何冊も買って読み込む
- ライティングの本で記事作成を勉強する
- マーケティングを学ぶ
- セミナーに参加する
- 人脈を作るための懇親会に参加する
- ネットビジネスの勉強会に参加する
- できる人にお金を払ってビジネスを教えてもらう
- Webデザイナー、Webライターと人脈を作る
- 会社経営を学ぶ
色々なことをしてきました。
もちろん、意味のあったものもあれば、イマイチだと思うものもありました。
でも失敗すらも必要だったと感じています。
無料でスキルを得よう!という発想自体が非常識ではないか
このネットビジネスの世界、特にアフィリエイトに関してもそうですが無料でスキルを習得しようとする人がとても多いです。
しかし、この発想は僕はおかしいと思っています。
強い表現になってしまいますが、あまりにも「非常識」です。
例えば、世の中にあるスクールや講座を例にみてみましょう。
(例)スキル習得・資格習得に必要なお金
内容 | 金額 |
自動車教習所 | 約30万円 |
学習塾(高校生) | 約66万円 ※1 |
資格講座 | 数万円〜数十万円 |
スイミングスクール(小学生) | 約10万円 ※2 |
ピアノ(小学生) | 約12万円 ※3 |
英会話スクール | 約40万円 ※4 |
私立大学(文系) | 約76万円 ※5 |
国立大学(文系) | 約54万円 ※6 |
※1高校生にかかる学習塾の年間費用(文部科学省「平成26年度子供の学習費調査」)
※2 年間費用。月額相場は5,000〜8,000円(週1回)
※3 ヤマハ音楽教室 小学生のピアノレッスン 月3回のコース(入会金・レッスン料・施設費・教材費)の年間費用
※4 ECC外語学院の年間費用。日常英会話コース(週1のレッスン)で月24,000円。教材費は別途
※5 平成26年私立大学の年間授業料の納付金平均額(文部科学省調査)。入学金は別途。
※6 文部科学省「平成28年度学生納付金調査」 年間授業料。入学金は別途。
どれもお金を払って学ぶものですよね。
今後自身に返ってくる学びを得られるものですからすべて自己投資と言えます。
しかし、なぜかネットビジネスになると無料情報を探す人が本当に多いのです。
鶴村直人
例えばAさんが、街を歩いてるプロの料理人(あなた)に
「僕に、料理の仕方を無料で教えてくれませんか?週1回2時間でいいですよ」
と言ってきました。あなたはどう感じますか?
例えばBさんが、街を歩いてるスイミングスクールのコーチ(あなた)に
「僕に、泳ぎ方を無料で教えてくれませんか?週1回2時間でいいですよ」
と言ってきました。あなたはどう感じますか?
もし僕が言われた側だったら、丁重に断りますね 。
僕は普段、相手にこんなことを言うタイプではないですが
心の中では
「なぜ僕が、あなたのために時間を割く必要があるの?
しかも無料で?
は? 意味わからん、何この人・・・」
と感じると思います。
無料で教えて!
は、友達だとしても言わない方がいいと思います。
それは自分にとってメリットはあるけれど、相手にとってのメリットがゼロだからです。
中には優しく教えてくれる友人もいるかもしれません。
しかし、時間と労力を一方的に提供するアンバランスな状態は、相手に無理がかかるので絶対に長続きしません。
「無料で教えて」とか「安く教えて」は、非常識だと思います。
無料=価値が低い or 価値がない
わけですから、言われた相手からしたら腹立たしく感じます。
ましてやその人がその道の専門家であればなおさらです。
人は、価値があると思うから有料でモノを買ったり、サービスを受けているわけです。
レストラン、日常生活用品、ブランド物だって、そこに価値を感じるから、お金を払って購入する仕組みが成立しています。
それを「無料で提供してよ」
は相手をバカにしていると取られても仕方のない言動です。
信用を失う行為でしかありません。
ノウハウ購入の注意点
ノウハウを購入して満足してはいけません。
ノウハウを大いに参考にして「実践すること」が何より大事です。
僕はこれまでいわゆる「ノウハウ」をいくつも購入した経験があります。
- Twitterで集客するノウハウ
- 転売で儲けるノウハウ
- スラスラ記事が書けるノウハウ
- 絶対に30万円稼げるノウハウ
などなど。
そして自分自身で気づいたことは、「ノウハウ」を購入しただけではスキルとして身に付かないことです。
今当たり前のことを書いているのですが、僕と同じように「買って満足しちゃってほとんど作業しない人」って結構いると思います。
自己投資まとめ
成功するためには、成功するための自己投資をしましょう。
そして1度だけでなく、継続して自己投資をすることが大切です。
さらに言えば、身につけた知識やノウハウは、実践(アウトプット)して自分のものにしていきましょう。
ノウハウを買うだけの「ノウハウコレクター」は、ノウハウを購入するとその時点で満足してしまいます。
しかし購入しただけでは、自分のスキルとして身につきませんから、必ず実践をして自分の中に取り込むことを忘れずにしましょう!
ナオトさんこんにちは。ネットの世界では無料が当たり前のようにあるのは、はじめは稼げるか不安だから、無料を試してみたいという気持ちがあるからなのかなと思います。そのうち、高い情報商材を買ってしまい、次々と購入してしまい、ノウハウコレクターになってしまうんですね。
ないこさん
そうですね。そういう傾向はありますね。
ただやはり
成果を出している人は一歩踏み込んで
・必要な情報を買う
・必要なツールを揃える
・必要な人脈を作る
・場合によってはメンターを付ける
などして取り組んでいます。
僕の場合は「時間を買う意識」で有料の優れた商品・サービスを買うことも多いですね。